誰かが憤慨した。「この世界は間違っている」と。
誰かが慟哭した。「理不尽な悲しみはもう見たくない」と。
誰かが宣言した。「安寧と平穏を守らねばならない」と。
誰かが命告した。「化外を狩れ、人の世界を創るのだ」と。
4つの意志が、平穏な街の裏側で衝突する。
第一の意志、「正義」。之即ち秩序にして善なる力。
第二の意志、「人理」。之即ち秩序にして悪なる力。
第三の意志、「守護」。之即ち混沌にして善なる力。
第四の意志、「叛逆」。之即ち混沌にして悪なる力。
刃が衝突し、銃弾が身を穿つ。血は止め処無く、そして屍は山の如くに。
知られざる戦いが、幾度となく繰り返される。
四つの意志の中に特異な力を持つ者在り。力の名は「アセンション」、またの名を「進化」。
卑小な生命に与えられた、神の如き異能。課せられた天命が形を成したもの。
己の信を貫くために。望む世界を成すために。彼らはその力以て激突する。
更新履歴 
| 日付 | 時刻 | 内容 |
|---|---|---|
| 2017/11/12 | 23:47 | 概要ページ作成。 |
| 2017/11/13 | 22:27 | 2-1.キャラ作成の項目にキャラシテンプレートを追加 |
| 2017/11/14 | 00:14 | 2-5.成長の項目に経験点に関する記述を追加 |
| 13:23 | 2-1.キャラ作成のテンプレートを修正 2-1-3.進化点分配の進化点割り振り最低値を【1】→【2】に変更 | |
| 2017/11/19 | 12:55 | 1-3-3.Chaos-Light/貧民窟自警団「魏石鬼八面軍」の「8人のリーダーと下位組織」の表を更新 |
西暦2014年10月。木枯らしが吹き、着実に訪れる冬の足音が聞こえる頃。
そして、2014年7月。物語は動き出す。
1-1.舞台 - 御簾門市
関東地方のどこかにある地方都市。人口50万人。面積約39.42平方キロメートル。簾、特に竹を原材料とする御簾の名産地。
三角州という地理的特徴があり、「桐眞山川」と、そこから分かれた「佐間川」が御簾門市を3つに分けてる。
「三」角「州」の橋に「門」があったから「御簾門」と呼ばれたとも、「御簾」の名産地だったことから「御簾門」と呼ばれたとも言われており、専門家の間では未だに議論が分かれている。
市内には鉄道路線が一本通っており、北の「野敷御堂駅」、西の「香純ヶ島駅」、中央市街の「御簾門市駅」、そして東の「倉戸駅」の4駅が存在している。
三角州という地理的特徴があり、「桐眞山川」と、そこから分かれた「佐間川」が御簾門市を3つに分けてる。
「三」角「州」の橋に「門」があったから「御簾門」と呼ばれたとも、「御簾」の名産地だったことから「御簾門」と呼ばれたとも言われており、専門家の間では未だに議論が分かれている。
市内には鉄道路線が一本通っており、北の「野敷御堂駅」、西の「香純ヶ島駅」、中央市街の「御簾門市駅」、そして東の「倉戸駅」の4駅が存在している。
御簾門市庁舎や企業のビル、繁華街の立ち並ぶ御簾門市の中央市街。三角州の真ん中の島。
鉄道路線を境に北のビル街と南の繁華街で分かれており、ビル街には様々な企業が居を構えている。
その中でも特に大きいのは、ドイツに本社を置く「SMC（ザルムホーファー-マニファクチュアリング-コーポレーション）」という大企業の支社である。
逆に南の繁華街では商店街やアパレルショップ、家電量販店、ゲームセンターが軒を連ねており、日頃から賑わいを見せている。
その一方で、後述のとうい地区ほどではないが犯罪の多い地区でもあり、その関係もあってかつては北側にあった「御簾門市警察署」が、10年前に南側へ移転した。
東の「持国橋」、西の「広目橋」、北の「多聞橋」、そして南の「増長橋」という、中央の島と東西の陸地をつなぐ4つの橋が存在しており、
この橋の島側には安土桃山時代から江戸時代末期まで使用されていたという関所の門が現在でも残されている。
鉄道路線を境に北のビル街と南の繁華街で分かれており、ビル街には様々な企業が居を構えている。
その中でも特に大きいのは、ドイツに本社を置く「SMC（ザルムホーファー-マニファクチュアリング-コーポレーション）」という大企業の支社である。
逆に南の繁華街では商店街やアパレルショップ、家電量販店、ゲームセンターが軒を連ねており、日頃から賑わいを見せている。
その一方で、後述のとうい地区ほどではないが犯罪の多い地区でもあり、その関係もあってかつては北側にあった「御簾門市警察署」が、10年前に南側へ移転した。
東の「持国橋」、西の「広目橋」、北の「多聞橋」、そして南の「増長橋」という、中央の島と東西の陸地をつなぐ4つの橋が存在しており、
この橋の島側には安土桃山時代から江戸時代末期まで使用されていたという関所の門が現在でも残されている。
西には「香純ヶ島」という半島が存在し、浜辺と港が存在する。特に海水浴場は、夏になると海水浴客で賑わいを見せる。
冬場でもサーファーが練習をしていたり、年末年始は寒中水泳の行事も行われたりしている。
この地域には「魚人伝説」が存在しており、かつては魚人に対し供物を捧げていた。
この地を将軍「淦武團一(あかむだんいち)」が占領した際に、そう言った風習の一切が断たれている。
團一は熱心な仏教徒、それも民衆からの人気の高い「浄土真宗」の教徒だった。
だがその一方で御仏以外の存在を認めていなかったため、團一は香純ヶ島の異教徒を弾圧したとされている。
この香純ヶ島には実際に魚人、もとい「深きもの」が住んでいた。
團一の治世に存在した蛙のような姿の「翠碧の民」と、大正時代にやってきた蒼い肌を持つ人に近い容姿の「蒼銀の民」である。
翠碧の民は上記の團一の逸話の通り、彼による弾圧が行われたことで存在が発覚。
その後、團一率いる淦武軍による攻撃を受けて殲滅された。
それから時は流れ、大正時代。どこかからやってきた蒼銀の民「エノシガイオス」が人間の女性を娶り、
かつて翠碧の民が使用していたコロニーに住み着いた。
彼らは供物を人間に求めることもせずひっそりと生活していたが、2012年に子供の深きものが外に出たことで人間に見つかり、その存在が発覚。
幾度かの調査の末、大規模なコロニーであることが判明し、ヘクセンネストは「香純ヶ島コロニー殲滅作戦」を実行。
コロニー内部の深きものを掃討した後、コロニーを爆破して倒壊させ、こうして深きものはこの街から姿を消した。
だが、その際にコロニーの残党が生き残っており、その中の何体かは「R∴A∴D」に加わっていると言う。
冬場でもサーファーが練習をしていたり、年末年始は寒中水泳の行事も行われたりしている。
この地域には「魚人伝説」が存在しており、かつては魚人に対し供物を捧げていた。
この地を将軍「淦武團一(あかむだんいち)」が占領した際に、そう言った風習の一切が断たれている。
團一は熱心な仏教徒、それも民衆からの人気の高い「浄土真宗」の教徒だった。
だがその一方で御仏以外の存在を認めていなかったため、團一は香純ヶ島の異教徒を弾圧したとされている。
この香純ヶ島には実際に魚人、もとい「深きもの」が住んでいた。
團一の治世に存在した蛙のような姿の「翠碧の民」と、大正時代にやってきた蒼い肌を持つ人に近い容姿の「蒼銀の民」である。
翠碧の民は上記の團一の逸話の通り、彼による弾圧が行われたことで存在が発覚。
その後、團一率いる淦武軍による攻撃を受けて殲滅された。
それから時は流れ、大正時代。どこかからやってきた蒼銀の民「エノシガイオス」が人間の女性を娶り、
かつて翠碧の民が使用していたコロニーに住み着いた。
彼らは供物を人間に求めることもせずひっそりと生活していたが、2012年に子供の深きものが外に出たことで人間に見つかり、その存在が発覚。
幾度かの調査の末、大規模なコロニーであることが判明し、ヘクセンネストは「香純ヶ島コロニー殲滅作戦」を実行。
コロニー内部の深きものを掃討した後、コロニーを爆破して倒壊させ、こうして深きものはこの街から姿を消した。
だが、その際にコロニーの残党が生き残っており、その中の何体かは「R∴A∴D」に加わっていると言う。
北西には戦国時代にこの地を治めていた将軍「淦武團一」の命によって建てられた「野敷御堂」という仏殿が存在する。
荘厳な佇まいの仏閣で、平等院鳳凰堂を模したつくりとなっている。
しかし戦国時代の戦火や第二次世界大戦の空襲などによって幾度と無く焼け落ち、現在は本殿と鐘楼、中堂のみが残されている。
熱心な浄土真宗の教徒であった彼は、かねてよりの願いであった「自身の領土に平等院鳳凰堂のような建物を建てること」を形にしようとした。
そうしてできた建物が野敷御堂であるが、この建物には所々に奇妙な細工が施されている。
所々に蛇のような細工や蛇をもした人の絵が描かれており、オカルト方面では「元は違う神を祀る異教の建物だったのでは？」と言う噂が立っている。
この建物の意匠をデザインした者の中には、人に化けた蛇人間も混ざっていた。
彼らは表向きは仏教を崇拝しつつも、ひっそりと気付かれぬようにこの建物をイグの神殿にしようとした。
蛇の意匠などはそのためのものであり、また各所には儀式のための印が刻まれている。
おおよそ60年程度で神殿として形になるはずだったが、戦国時代の野敷御堂焼失や江戸時代の御簾門の大火、関東大震災による倒壊、
直近の事例では第二次世界大戦中のアメリカ軍による空襲などによって、まるで呪いでもかけられているかのように失われていた。
だがそれでも蛇人間は諦めることなく、野敷御堂の再建を行った。
そして2012年、蛇人間はついにイグの神殿の完成に至ろうとした時にヘクセンネストに属する人間たちが現れ、彼らの計画は頓挫することとなった。
その時の恨みを忘れぬ蛇人間の残党は、R∴A∴Dに加わることとなる。
荘厳な佇まいの仏閣で、平等院鳳凰堂を模したつくりとなっている。
しかし戦国時代の戦火や第二次世界大戦の空襲などによって幾度と無く焼け落ち、現在は本殿と鐘楼、中堂のみが残されている。
熱心な浄土真宗の教徒であった彼は、かねてよりの願いであった「自身の領土に平等院鳳凰堂のような建物を建てること」を形にしようとした。
そうしてできた建物が野敷御堂であるが、この建物には所々に奇妙な細工が施されている。
所々に蛇のような細工や蛇をもした人の絵が描かれており、オカルト方面では「元は違う神を祀る異教の建物だったのでは？」と言う噂が立っている。
この建物の意匠をデザインした者の中には、人に化けた蛇人間も混ざっていた。
彼らは表向きは仏教を崇拝しつつも、ひっそりと気付かれぬようにこの建物をイグの神殿にしようとした。
蛇の意匠などはそのためのものであり、また各所には儀式のための印が刻まれている。
おおよそ60年程度で神殿として形になるはずだったが、戦国時代の野敷御堂焼失や江戸時代の御簾門の大火、関東大震災による倒壊、
直近の事例では第二次世界大戦中のアメリカ軍による空襲などによって、まるで呪いでもかけられているかのように失われていた。
だがそれでも蛇人間は諦めることなく、野敷御堂の再建を行った。
そして2012年、蛇人間はついにイグの神殿の完成に至ろうとした時にヘクセンネストに属する人間たちが現れ、彼らの計画は頓挫することとなった。
その時の恨みを忘れぬ蛇人間の残党は、R∴A∴Dに加わることとなる。
御簾門市北東には、川の源流でもある桐眞山を筆頭に複数の山が連なっている。
ここは絶好のハイキングコースとして有名で、秋になると紅葉に彩られた道が登山客を迎える。
そしてこの山はかつて鉱石を採掘するための坑道がいくつもあったが、時代が移ったことで次から次へと閉鎖されていった。
現在では安全を確保した上で中に入ることができると言う観光コースになっている。
しかし立ち入り禁止の旧坑道も存在しており、時折肝試しと称して立ち入る学生が死亡、或いは行方不明となる事件も発生している。
ここは絶好のハイキングコースとして有名で、秋になると紅葉に彩られた道が登山客を迎える。
そしてこの山はかつて鉱石を採掘するための坑道がいくつもあったが、時代が移ったことで次から次へと閉鎖されていった。
現在では安全を確保した上で中に入ることができると言う観光コースになっている。
しかし立ち入り禁止の旧坑道も存在しており、時折肝試しと称して立ち入る学生が死亡、或いは行方不明となる事件も発生している。
この街にはまさしく汚点と呼べる場所がある。それが東の「とうい地区」である。
いわば貧民窟で、病や犯罪の温床となっており、周辺住民からはひどく嫌われている地域となっている。
誰も口には出さないが、「とうい」とはすなわち「東夷」、東の蛮族と言う意味であり、このことからもこの地区の住人がいかに嫌われているかがわかる。
いわば貧民窟で、病や犯罪の温床となっており、周辺住民からはひどく嫌われている地域となっている。
誰も口には出さないが、「とうい」とはすなわち「東夷」、東の蛮族と言う意味であり、このことからもこの地区の住人がいかに嫌われているかがわかる。
| 時期 | 出来事 |
|---|---|
| 2010年4月1日 | 御簾門警察署、御簾門ビジネス街北部から御簾門駅南口に移転。 同時期に異例特殊事件専任捜査対策課、通称「異特捜」が設置される。 |
| 2012年7月17日 | 香純ヶ島コロニー殲滅作戦。深きもののほとんどがこの作戦で死滅したが、一部は生き残った。 |
| 2012年9月17日 | 香純ヶ島コロニー殲滅作戦。深きもののほとんどがこの作戦で死滅したが、一部は生き残った。 |
| 2012年12月21日 | 御簾門大災厄発生。死者、行方不明者多数。これによって街は大規模な損失を受けた。 この時特に大きな被害を受けた東側は後に｢とうい地区｣となる。 |
| 2013年5月ごろ | 御簾門警察署、県警より｢管轄内での事件は所轄のみで対処せよ」との指示が下る。 この後に御簾門警察署で捜査本部が設立される機会はなくなった。 |
| 2013年7月 | とうい地区で大規模な不良集団同士の抗争が発生。この後、半年にわたって騒動は続くこととなる。 |
| 2013年12月 | 不良集団による大抗争を「荒覇吐」と言う勢力が制圧。全勢力を纏め上げ、「魏石鬼八面軍」となる。 |
そして、2014年7月。物語は動き出す。
「犯罪者の魔の手から市民を守るためにも、我々警察官は全力を以て事に当たらねばならない」
御簾門警察署所長 - 六堂正幸
御簾門警察署所長 - 六堂正幸
国家に認められた法の番人。警察官の中でもあこがれの職業たる刑事。
その中でも通常の捜査手法では対処できない異例特殊事件を専門に取り扱う部署。
普段はほかの刑事と同じ扱いをされているが、出番となればその特殊な知識や異能を生かして事件の捜査に挑む。
国家公務員ということもあって様々な権限を有する半面、書類作成や雑務に追われることも多々ある。
拠点位置：御簾門駅南口近辺
勢力トップ：御簾門警察所長「六堂昌幸」
予てより御簾門市では化外の関わる事件が他の街に比べて比較的多く発生している。
そのため御簾門警察では常識的に考えて在り得ない、通常の捜査方法では対処不可能な事件を「異例特殊事件」と呼称し、これに対処すべく
「異例特殊事件専任捜査対策課」を御簾門警察署移設と同時期に設置。
しかし予算の関係上刑事課と同じフロアに設置されてしまったことや、刑事課長が異特捜課長を兼任していること、
構成メンバーに刑事課の人間が多かったこと、そして異例特殊事件に認定される事件があまり起こらないことなど、普段は刑事課と同じ扱いを受けている。
だがここ2年間では異例特殊事件に認定される事件が多発しており、扱いは変わらないもののその地位は高くなっている。
その中でも通常の捜査手法では対処できない異例特殊事件を専門に取り扱う部署。
普段はほかの刑事と同じ扱いをされているが、出番となればその特殊な知識や異能を生かして事件の捜査に挑む。
国家公務員ということもあって様々な権限を有する半面、書類作成や雑務に追われることも多々ある。
拠点位置：御簾門駅南口近辺
勢力トップ：御簾門警察所長「六堂昌幸」
予てより御簾門市では化外の関わる事件が他の街に比べて比較的多く発生している。
そのため御簾門警察では常識的に考えて在り得ない、通常の捜査方法では対処不可能な事件を「異例特殊事件」と呼称し、これに対処すべく
「異例特殊事件専任捜査対策課」を御簾門警察署移設と同時期に設置。
しかし予算の関係上刑事課と同じフロアに設置されてしまったことや、刑事課長が異特捜課長を兼任していること、
構成メンバーに刑事課の人間が多かったこと、そして異例特殊事件に認定される事件があまり起こらないことなど、普段は刑事課と同じ扱いを受けている。
だがここ2年間では異例特殊事件に認定される事件が多発しており、扱いは変わらないもののその地位は高くなっている。
「秩序の維持のためならば、我等はどんな武器も使う。どんな手段でも使う。我等、日陰の魔女故に」
第十八代ヘクセンネスト頭領 - マグダレーナ・ザルムホーファー
第十八代ヘクセンネスト頭領 - マグダレーナ・ザルムホーファー
拠点位置：御簾門ビジネス街中央
勢力トップ：第十八代ヘクセンネスト頭領「マグダレーナ・ザルムホーファー」
SMCと言う大企業はあくまで表の姿。その正体は「ヘクセンネスト」というドイツ発祥の大規模秘密結社である。
初代頭領は「ドロテーア･ヴァルトルト･フォン･ザルム=ホーファー」。ザルムホーファー家が代々頭領を務めており、
現在は「マグダレーナ･ザルムホーファー」と言う女性が18代目頭領となっている。
この組織は人とは異なる種族、所謂「化外」の殲滅に力を注いでおり、そのためであればどんな悪事も平然と行う。
法を外れなければ化外を狩り尽すことはできないと言う思想の下、彼らは日夜街のの裏側で戦い続けている。
特に、この2年間の間に台頭してきた「R∴A∴D」と言う化外で構成された組織とは水面下で抗争が続いており、一般市民も巻き込まれる事態が発生している。
勢力トップ：第十八代ヘクセンネスト頭領「マグダレーナ・ザルムホーファー」
SMCと言う大企業はあくまで表の姿。その正体は「ヘクセンネスト」というドイツ発祥の大規模秘密結社である。
初代頭領は「ドロテーア･ヴァルトルト･フォン･ザルム=ホーファー」。ザルムホーファー家が代々頭領を務めており、
現在は「マグダレーナ･ザルムホーファー」と言う女性が18代目頭領となっている。
この組織は人とは異なる種族、所謂「化外」の殲滅に力を注いでおり、そのためであればどんな悪事も平然と行う。
法を外れなければ化外を狩り尽すことはできないと言う思想の下、彼らは日夜街のの裏側で戦い続けている。
特に、この2年間の間に台頭してきた「R∴A∴D」と言う化外で構成された組織とは水面下で抗争が続いており、一般市民も巻き込まれる事態が発生している。
「助けられねえ奴がいた。涙ながらに死んだ奴がいた。――そんなのはもうごめんだ、見たくねえ。だから守るのさ」
八面之壱"田村丸" - 坂上将吾
八面之壱"田村丸" - 坂上将吾
とうい地区にて法の庇護を受けられない弱者を守る自警団。
もとは7つの不良集団であったものを一つにまとめ上げ、そこに暴力団が加わったことで今に至る。
8人のリーダーで構成されており、それぞれが己を示す二つ名と、かつて自らの率いていた部下や仲間を持っている。
とうい地区の人間からの信頼は厚いが、その一方で他の地域の人間からはあまり快く思われていない。
拠点位置：とうい地区東にある廃工場
勢力トップ：八面之壱・田村丸「坂上将吾」
とうい地区には低所得者や浮浪者、孤児、無戸籍の住民、果ては犯罪者や不法入国者までが住んでいる
彼らは法の庇護を受けられず、或いは受けることなく、明日の見えない生活を送っている。
この地域には、そんな彼らを護り脅威に立ち向かう「魏石鬼八面軍」という自警団が存在する。
元は7つの不良集団で互いに抗争を続けていたが、それを「荒覇吐」と言う集団が纏め上げ、
そこに指定暴力団「鳥海会」の一部が加わり、8人のリーダーとそれに連なる8つの下部組織で構成された一大勢力となったのである。
しかし、周辺地域の住民からは単なる不良集団としか認知されておらず、御簾門警察からは危険勢力として認知されている。
8人のリーダーにはそれぞれ二つ名を持っており、かつての部下を率いている。
もとは7つの不良集団であったものを一つにまとめ上げ、そこに暴力団が加わったことで今に至る。
8人のリーダーで構成されており、それぞれが己を示す二つ名と、かつて自らの率いていた部下や仲間を持っている。
とうい地区の人間からの信頼は厚いが、その一方で他の地域の人間からはあまり快く思われていない。
拠点位置：とうい地区東にある廃工場
勢力トップ：八面之壱・田村丸「坂上将吾」
とうい地区には低所得者や浮浪者、孤児、無戸籍の住民、果ては犯罪者や不法入国者までが住んでいる
彼らは法の庇護を受けられず、或いは受けることなく、明日の見えない生活を送っている。
この地域には、そんな彼らを護り脅威に立ち向かう「魏石鬼八面軍」という自警団が存在する。
元は7つの不良集団で互いに抗争を続けていたが、それを「荒覇吐」と言う集団が纏め上げ、
そこに指定暴力団「鳥海会」の一部が加わり、8人のリーダーとそれに連なる8つの下部組織で構成された一大勢力となったのである。
しかし、周辺地域の住民からは単なる不良集団としか認知されておらず、御簾門警察からは危険勢力として認知されている。
8人のリーダーにはそれぞれ二つ名を持っており、かつての部下を率いている。
8人のリーダーと下部組織
| 序列 | 二つ名 | 本名 | 下位組織 |
|---|---|---|---|
| 八面之壱 | 田村丸 | 坂上将吾 | 「荒覇吐」 |
| 八面之弐 | 鈴鹿御前 | 天堂李里奈 | 「行燈鬼灯」 |
| 八面之参 | 悪路王 | 鳥海千尋 | 「鳥海会」 |
| 八面之肆 | 毘邪王 | 匂宮織姫 | 「眠之森」 |
| 八面之伍 | 大嶽丸 | 葵野三秀 | 「六道之辻」 |
| 八面之陸 | 多娥丸 | 唯野恵 | 「夜行夜盗」 |
| 八面之漆 | 金平鹿 | 竜崎阿蘭 | 「蜜巣箱」 |
| 八面之捌 | 夜叉鬼 | 松之衣久美 | 「修羅道愚連隊」 |
「我々は悪だ。どうしようもない悪だ。生まれた時から、汝須らく世界の悪たらんと定められた。故に滅ぼすのだ。この世界を、この理を」
山中の王、怨讐の主 - オディオ
山中の王、怨讐の主 - オディオ
拠点位置：桐眞山中腹にある旧岩戸第2坑道
勢力トップ：山中の王、怨讐の主「オディオ」
人類への復讐と文明の破壊を掲げる反乱軍。全員が人間に恨みを持つもので構成されている。
ほとんどが神話生物で構成されているこの組織は、怨讐の主オディオの統治の下、各々の判断で行動する。
彼らは街の裏側で暗躍し、工作し、殺して食らって生き延びる。
世界の表側は人の世界であるため、人に紛れ込めるものでなければ表側には立てない。
もし正体が露見すれば、その先に待つのは死か拷問だろう。
複数ある桐間山旧坑道の中に、人外たちによる勢力「R∴A∴D」による拠点がある。
彼らは様々な理由や思想を持っているが、「人の世界の破壊」を共通の目的としている。
種族間の対立を収めるために「怨讐の主(オディオ)」と呼ばれるものが頂点に立っているが、
基本的には個々の判断による自由意志で動く、リーダーのいない組織である。
勢力トップ：山中の王、怨讐の主「オディオ」
人類への復讐と文明の破壊を掲げる反乱軍。全員が人間に恨みを持つもので構成されている。
ほとんどが神話生物で構成されているこの組織は、怨讐の主オディオの統治の下、各々の判断で行動する。
彼らは街の裏側で暗躍し、工作し、殺して食らって生き延びる。
世界の表側は人の世界であるため、人に紛れ込めるものでなければ表側には立てない。
もし正体が露見すれば、その先に待つのは死か拷問だろう。
複数ある桐間山旧坑道の中に、人外たちによる勢力「R∴A∴D」による拠点がある。
彼らは様々な理由や思想を持っているが、「人の世界の破壊」を共通の目的としている。
種族間の対立を収めるために「怨讐の主(オディオ)」と呼ばれるものが頂点に立っているが、
基本的には個々の判断による自由意志で動く、リーダーのいない組織である。
アセンション。それは、人類に授けられる超常の力。人の域を超えて、上位の存在へと近づく異能。またの名を――進化。
アセンション能力は、体内から発生する「オド」と大気中を漂う「マナ」の二種の魔力を利用して発現する、いわば超能力である。
手から火を出す、触れた相手を凍らせる、重力を操る、電気の体になる――時間を止める。
保有者によって能力は千差万別で、類似こそすれ、同じ能力は一つとして存在しない。
一人につき能力は一つ、特例で二つ持っていることもあるが、あくまでそれは疑似的なものであり、真に二つ持っていることはない。
この進化という力を得たものは、能力を起動したときに体の一部が「黒い肌に赤いラインが走る」ということがわかっている。
能力によって起点がどこになるか、ラインの形状がどうなるかは種族や能力者によって異なるものの、この点は共通している。
そしてこの能力の最大の特徴は、「能力を得たものの地力を底上げする」という点である。
ただの武器では傷つくことなく、鉄柵は飴細工のようにたやすく曲がり、その動きは人にとらえること能わず。
元の存在とは異なる上位存在へとシフトするのが、このアセンションという力の最大の特徴である。
手から火を出す、触れた相手を凍らせる、重力を操る、電気の体になる――時間を止める。
保有者によって能力は千差万別で、類似こそすれ、同じ能力は一つとして存在しない。
一人につき能力は一つ、特例で二つ持っていることもあるが、あくまでそれは疑似的なものであり、真に二つ持っていることはない。
この進化という力を得たものは、能力を起動したときに体の一部が「黒い肌に赤いラインが走る」ということがわかっている。
能力によって起点がどこになるか、ラインの形状がどうなるかは種族や能力者によって異なるものの、この点は共通している。
そしてこの能力の最大の特徴は、「能力を得たものの地力を底上げする」という点である。
ただの武器では傷つくことなく、鉄柵は飴細工のようにたやすく曲がり、その動きは人にとらえること能わず。
元の存在とは異なる上位存在へとシフトするのが、このアセンションという力の最大の特徴である。
進化能力における異能は、能力者が生まれながらに持つ「天命」に従って決められる。
天命とはすなわちその者の在り方を示したもの。
「この者はこの道を歩む」「この者はこうはならない」。
生まれながらにそうであるように。それ以外には成れぬように定められた道筋。それが天命である。
この天命をベースとして、その者の能力が決められる。
得た能力を起動するには、その者の天命を表す「詠唱」というものが必要となる。
とは言うものの、この詠唱は自然と湧き上がって流れ出すもの。例えるならば、魂から流れ出る律動。
故に考える必要はなく、ただ意志を示すだけで自然と言文は紡がれる。
確かに煩わしいのもまた事実であるが、このアセンションというものは「旧神が創造した神造魔術の一種」といわれている。
魔術はその原理上詠唱が必要不可欠であり、詠唱なくして魔術は行使不能である。
故に詠唱が起動のカギとなり、詠唱を行うことでアセンションはその真価を発揮するのである。
天命とはすなわちその者の在り方を示したもの。
「この者はこの道を歩む」「この者はこうはならない」。
生まれながらにそうであるように。それ以外には成れぬように定められた道筋。それが天命である。
この天命をベースとして、その者の能力が決められる。
得た能力を起動するには、その者の天命を表す「詠唱」というものが必要となる。
とは言うものの、この詠唱は自然と湧き上がって流れ出すもの。例えるならば、魂から流れ出る律動。
故に考える必要はなく、ただ意志を示すだけで自然と言文は紡がれる。
確かに煩わしいのもまた事実であるが、このアセンションというものは「旧神が創造した神造魔術の一種」といわれている。
魔術はその原理上詠唱が必要不可欠であり、詠唱なくして魔術は行使不能である。
故に詠唱が起動のカギとなり、詠唱を行うことでアセンションはその真価を発揮するのである。
進化能力は大まかに分けて4つの系統が存在する。
「活動」。力を迸らせありのまま放つ、シンプルで応用性の高い系統。
「形成」。力が武具や防具といった道具としての形を持つ、成長性に重きの置かれた系統。
「創造」。己の存在を力そのものへと変質させる、単一存在として完成する系統。
「流出」。広範囲に自己領域を広げ力の影響範囲とする、将あるいは王としての器を示す系統。
あとから人が定めたものであるため、二つ以上の系統としての性質を示す能力もあるが、この枠から外れることはない。
さて、進化能力を得たらそこで終わりなどではない。なぜなら、「進化能力は成長する」からである。
基準は不明だが、「使用頻度によって変動するのではないか」という説が最も強く支持されている。
成長は5段階であるとされており、中国の五刑になぞらえて以下のように呼称されている
第一位階、「笞刑 」。
第二位階、「杖刑 」。
第三位階、「徒刑 」。
第四位階、「流刑 」。
第五位階、「死刑 」。
この位階一つに限っても、その間には大きく超えることのできない隔たりがある。
彼我の位階が一つ違えば、格下は格上に蹂躙され、格上は格下を圧倒する。
二位階差となれば複数人ですら対処不可能。三位階差に至ってはどれだけ束になっても敵う者はいない。
そして中でも最終到達点とされる「死刑」に達したものはいまだおらず、詳細がつかめていないのが現状である。
だが仮に死刑に達したものがいたならば、その者はまさしく神に等しい存在なのではないか、とすら言われている。
「活動」。力を迸らせありのまま放つ、シンプルで応用性の高い系統。
「形成」。力が武具や防具といった道具としての形を持つ、成長性に重きの置かれた系統。
「創造」。己の存在を力そのものへと変質させる、単一存在として完成する系統。
「流出」。広範囲に自己領域を広げ力の影響範囲とする、将あるいは王としての器を示す系統。
あとから人が定めたものであるため、二つ以上の系統としての性質を示す能力もあるが、この枠から外れることはない。
さて、進化能力を得たらそこで終わりなどではない。なぜなら、「進化能力は成長する」からである。
基準は不明だが、「使用頻度によって変動するのではないか」という説が最も強く支持されている。
成長は5段階であるとされており、中国の五刑になぞらえて以下のように呼称されている
第一位階、「
第二位階、「
第三位階、「
第四位階、「
第五位階、「
この位階一つに限っても、その間には大きく超えることのできない隔たりがある。
彼我の位階が一つ違えば、格下は格上に蹂躙され、格上は格下を圧倒する。
二位階差となれば複数人ですら対処不可能。三位階差に至ってはどれだけ束になっても敵う者はいない。
そして中でも最終到達点とされる「死刑」に達したものはいまだおらず、詳細がつかめていないのが現状である。
だが仮に死刑に達したものがいたならば、その者はまさしく神に等しい存在なのではないか、とすら言われている。
この世界で進化の力を担う、プレイヤーの分身。
その作成方法をここに示そう。
キャラシートのテンプレートを下に置いておく。
このテンプレートには分割する際の区切りとして「＝(二本線)」が入っており、複数のコマに分割しやすいようになっている。
キャラ作成にはこちらを使用していただきたい。
その作成方法をここに示そう。
キャラシートのテンプレートを下に置いておく。
このテンプレートには分割する際の区切りとして「＝(二本線)」が入っており、複数のコマに分割しやすいようになっている。
キャラ作成にはこちらを使用していただきたい。
テンプレート
名前(ﾖﾐ): 性別:(男or女) 年齢:
勢力: 容姿:(E〜A)種族: PL:
位階:笞刑位階 属性:(秩序,混沌)/(善,悪)
――――――――――――――――――――――――――
[パラメーター] ポイント：
STR:能力値(初期値+進化上昇+経験上昇) AGI:能力値(初期値+進化上昇+経験上昇) INT:能力値
CON:能力値(初期値+進化上昇+経験上昇) DEX:能力値(初期値+経験上昇) POW:能力値(初期値+進化上昇+経験上昇)
SIZ:能力値 EDU:能力値(初期値+経験上昇)
――――――――――――――――――――――――――
[ステータス]
H P:CON+SIZ M P:POW*2 SAN:初期POW*5
通常db:(STR+SIZ)/10-2 突進db:(AGI+SIZ)/10-2
行動値:(AGI+INT)/10 能力精度:(DEX+AGI)/2+初期POW
回避力:AGI*2 防御力:CON/4
ｱｲﾃﾞｱ:INT*5 幸運:POW*5 知識:EDU*5
――――――――――――――――――――――――――
[技能]
【技能点:(初期STR*10 or 初期CON*10 or 初期AGI*10 or DEX*10 or EDU*10) + EDU*10 + INT*10】
技 能 名:％(+) 技 能 名:％(+) 技 能 名:％(+)
技 能 名:％(+) 技 能 名:％(+) 技 能 名:％(+)
技 能 名:％(+) 技 能 名:％(+) 技 能 名:％(+)
技 能 名:％(+)
――――――――――――――――――――――――――
[装備]
【武器】
・
【防具】
・
【アイテム】
・
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
[進化点]
位階:
点数:
STR:
CON:
AGI:
――――――
合計:
――――――――――――――――――――――――――
[経験点]
(点数):(備考)
(点数):(備考)
――――――
合計点:
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
[能力]
【名称】
・
【読み】
・
【天命】
「」
【系統】
・
【詠唱】
「」
【説明】
【効果】
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
[プロフィール]
勢力: 容姿:(E〜A)種族: PL:
位階:笞刑位階 属性:(秩序,混沌)/(善,悪)
――――――――――――――――――――――――――
[パラメーター] ポイント：
STR:能力値(初期値+進化上昇+経験上昇) AGI:能力値(初期値+進化上昇+経験上昇) INT:能力値
CON:能力値(初期値+進化上昇+経験上昇) DEX:能力値(初期値+経験上昇) POW:能力値(初期値+進化上昇+経験上昇)
SIZ:能力値 EDU:能力値(初期値+経験上昇)
――――――――――――――――――――――――――
[ステータス]
H P:CON+SIZ M P:POW*2 SAN:初期POW*5
通常db:(STR+SIZ)/10-2 突進db:(AGI+SIZ)/10-2
行動値:(AGI+INT)/10 能力精度:(DEX+AGI)/2+初期POW
回避力:AGI*2 防御力:CON/4
ｱｲﾃﾞｱ:INT*5 幸運:POW*5 知識:EDU*5
――――――――――――――――――――――――――
[技能]
【技能点:(初期STR*10 or 初期CON*10 or 初期AGI*10 or DEX*10 or EDU*10) + EDU*10 + INT*10】
技 能 名:％(+) 技 能 名:％(+) 技 能 名:％(+)
技 能 名:％(+) 技 能 名:％(+) 技 能 名:％(+)
技 能 名:％(+) 技 能 名:％(+) 技 能 名:％(+)
技 能 名:％(+)
――――――――――――――――――――――――――
[装備]
【武器】
・
【防具】
・
【アイテム】
・
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
[進化点]
位階:
点数:
STR:
CON:
AGI:
――――――
合計:
――――――――――――――――――――――――――
[経験点]
(点数):(備考)
(点数):(備考)
――――――
合計点:
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
[能力]
【名称】
・
【読み】
・
【天命】
「」
【系統】
・
【詠唱】
「」
【説明】
【効果】
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
[プロフィール]
まず、PCの所属勢力を決定する。
勢力は全部で四つ、それぞれに長所と短所がある。
各勢力によってシナリオが異なるため、迷うのならば慎重に選ぶことを推奨する。
所属勢力が決まったら、PCは種族を選択する。
「異特捜」、「ヘクセンネスト」、「魏石鬼八面軍」は人間しか選べないが、
「R∴A∴D」は人間以外の種族を選択できる。
また、種族によってパラメーターに割り振れるポイントの最低値と最大値が異なり、また種族ごとに特性を持っている
詳細は以下の折り畳み内を参考にしてほしい。
勢力は全部で四つ、それぞれに長所と短所がある。
各勢力によってシナリオが異なるため、迷うのならば慎重に選ぶことを推奨する。
四勢力一覧表
| 勢力名 | 長所 | 短所 |
|---|---|---|
| 異特捜 | 経験点を消費せず[S&W M360J SAKURA]を初期で所持可能 探索時、[アイテム:警察手帳]を見せることで判定に+20の補正（例外有） | ショップの並びが薄い 探索中1ラウンドを消費して報告の義務 |
| ヘクセンネスト | ショップの並びが充実している 自分用の武器を作れる工房あり 獲得経験点が全組織の中で最多 | ショップの価格設定が全体的に高め 神話技能の獲得量、およびSANチェックの発生頻度が多い |
| 魏石鬼八面軍 | 8人のリーダーの一人となり、部下を得ることができる とうい地区限定で、情報収集に無条件+20 ショップの価格設定が全体的に安い | EDUの上限が16となる 獲得経験値が全組織の中で最少 |
| R∴A∴D | PCの種族を神話生物から選択できる 神話技能に技能点の割り振り可(ただし1%につき3点必要) 高い性能を持つアイテムがショップで購入可能 | PCの種族に人間選択不可 正体露見時、隠密判定の出目+50 隠密判定時、達成値150以上で他勢力のエネミー出現 |
所属勢力が決まったら、PCは種族を選択する。
「異特捜」、「ヘクセンネスト」、「魏石鬼八面軍」は人間しか選べないが、
「R∴A∴D」は人間以外の種族を選択できる。
また、種族によってパラメーターに割り振れるポイントの最低値と最大値が異なり、また種族ごとに特性を持っている
詳細は以下の折り畳み内を参考にしてほしい。
種族一覧
人間
世界で最も普遍的な種族。万物の霊長。
知能は比較的高く、程度の差こそあれ好奇心や知識欲が強い。
パラメーターP：100
種族特記：[ステータス付与：SAN：POW*5]
知能は比較的高く、程度の差こそあれ好奇心や知識欲が強い。
パラメーターP：100
種族特記：[ステータス付与：SAN：POW*5]
| パラメーター | 最低値 | 最大値 |
|---|---|---|
| STR | 3 | 18 |
| CON | 3 | 18 |
| SIZ | 8 | 18 |
| DEX | 3 | 18 |
| AGI | 3 | 18 |
| EDU | 6 | 21 |
| INT | 8 | 18 |
| POW | 8 | 18 |
食屍鬼
屍を食らう鬼。ゴムのような肌に犬のような顔を持つ。
もともと食屍鬼であったものだけでなく、人間から「成った」ものもいる。
おそらく人類に次いで2番目に多い種族であり、R∴A∴Dのメンバーのほとんどはこの種族で構成されている。
ちなみに食屍鬼とは言うが基本は雑食であり、死肉を食らうのは儀式的な意味合いが強い。
パラメーターP：110
種族特記:[技能初期値≪隠す≫：35][技能初期値≪隠れる≫：30][技能初期値≪忍び歩き≫：30]
もともと食屍鬼であったものだけでなく、人間から「成った」ものもいる。
おそらく人類に次いで2番目に多い種族であり、R∴A∴Dのメンバーのほとんどはこの種族で構成されている。
ちなみに食屍鬼とは言うが基本は雑食であり、死肉を食らうのは儀式的な意味合いが強い。
パラメーターP：110
種族特記:[技能初期値≪隠す≫：35][技能初期値≪隠れる≫：30][技能初期値≪忍び歩き≫：30]
| パラメーター | 最低値 | 最大値 |
|---|---|---|
| STR | 4 | 24 |
| CON | 8 | 18 |
| SIZ | 8 | 18 |
| DEX | 3 | 18 |
| AGI | 10 | 24 |
| EDU | 3 | 21 |
| INT | 8 | 18 |
| POW | 8 | 18 |
深きもの
海に棲んでいた魚人種族。
青い肌に銀の髪を生やした凛々しい姿を持つ「蒼銀の民」と、緑の肌に蛙のような丸い姿を持つ「翠碧の民」の二種が存在する。
どちらも海中、水中での活動を得意とはしているものの、鰓だけでなく肺も持っているため陸上での生活ができないわけではない。
かつては香純ヶ島のコロニーで生活していたものの、人間の侵攻を受けて住処を失い、
現在ではRADの本拠地がある山中の坑道で生活している。
パラメーターP：120
種族特記：[技能初期値≪水泳≫:50][パラメーター変動<STR>：*2｜水中行動時][パラメーター変動<AGI>：*2｜水中行動時][技能変更：≪心理学≫→≪感情感知≫]
青い肌に銀の髪を生やした凛々しい姿を持つ「蒼銀の民」と、緑の肌に蛙のような丸い姿を持つ「翠碧の民」の二種が存在する。
どちらも海中、水中での活動を得意とはしているものの、鰓だけでなく肺も持っているため陸上での生活ができないわけではない。
かつては香純ヶ島のコロニーで生活していたものの、人間の侵攻を受けて住処を失い、
現在ではRADの本拠地がある山中の坑道で生活している。
パラメーターP：120
種族特記：[技能初期値≪水泳≫:50][パラメーター変動<STR>：*2｜水中行動時][パラメーター変動<AGI>：*2｜水中行動時][技能変更：≪心理学≫→≪感情感知≫]
| パラメーター | 最低値 | 最大値 |
|---|---|---|
| STR | 10 | 24 |
| CON | 3 | 18 |
| SIZ | 9 | 24 |
| DEX | 2 | 12 |
| AGI | 9 | 24 |
| EDU | 2 | 12 |
| INT | 8 | 18 |
| POW | 3 | 18 |
蛇人間
ヘビ、あるいはトカゲがそのまま直立したかのような容貌を持つ種族。
かつては高度な文明と高い知能を持つ種族だったが、宗旨替えをしたことでイグからの不興を買い、退化してしまった。
しかし中には在りし日の蛇人間の姿で生まれる「先祖返り」や、
第二帝国以前の時代に生まれた蛇人間が長い眠りから目を覚ました「スリーパー」も存在しており、
彼らは並の蛇人間と比べて遥かに強力である。
錬金術を専門分野とし、魔術も収めている頭脳派と言える種族。
パラメーターP：120
種族特記：[技能合成≪薬学≫+≪科学≫=錬金術｜初期値：30%][武器追加効果<毒:POT(CON)>:【咬牙】]
かつては高度な文明と高い知能を持つ種族だったが、宗旨替えをしたことでイグからの不興を買い、退化してしまった。
しかし中には在りし日の蛇人間の姿で生まれる「先祖返り」や、
第二帝国以前の時代に生まれた蛇人間が長い眠りから目を覚ました「スリーパー」も存在しており、
彼らは並の蛇人間と比べて遥かに強力である。
錬金術を専門分野とし、魔術も収めている頭脳派と言える種族。
パラメーターP：120
種族特記：[技能合成≪薬学≫+≪科学≫=錬金術｜初期値：30%][武器追加効果<毒:POT(CON)>:【咬牙】]
| パラメーター | 最低値 | 最大値 |
|---|---|---|
| STR | 3 | 18 |
| CON | 3 | 18 |
| SIZ | 8 | 18 |
| DEX | 8 | 18 |
| AGI | 8 | 18 |
| EDU | 8 | 24 |
| INT | 10 | 24 |
| POW | 8 | 18 |
ミ＝ゴ
ユゴス、すなわち冥王星から来るもの。
甲殻類のような見た目をしているが、その実態は菌類であるという特異な種族。
蛇人間と異なり、高い知能と人間を凌駕する科学力、そして外科技術を持つ。
いわゆる「脳缶」がその筆頭であるといえるだろう。
羽を持っており空を飛べるものの、地球上では長距離移動はできない。
また、写真に写ることがないという一風変わった性質も有する。
パラメーターP：110
種族特記：[技能追加≪飛行≫｜初期値25][自動回復:1｜1ターン]
甲殻類のような見た目をしているが、その実態は菌類であるという特異な種族。
蛇人間と異なり、高い知能と人間を凌駕する科学力、そして外科技術を持つ。
いわゆる「脳缶」がその筆頭であるといえるだろう。
羽を持っており空を飛べるものの、地球上では長距離移動はできない。
また、写真に写ることがないという一風変わった性質も有する。
パラメーターP：110
種族特記：[技能追加≪飛行≫｜初期値25][自動回復:1｜1ターン]
| パラメーター | 最低値 | 最大値 |
|---|---|---|
| STR | 3 | 18 |
| CON | 3 | 18 |
| SIZ | 3 | 18 |
| DEX | 4 | 24 |
| AGI | 9 | 24 |
| EDU | 3 | 18 |
| INT | 8 | 18 |
| POW | 8 | 18 |
ショゴス
かつて「古のもの」という種族が作り出した不定形奉仕種族、その幼体。
自身の体組織を操作して、任意の形状へと変化することができる。
また、奉仕種族として使うために自己判断を行う程度の知能があるが、
それでも人間でいえば小学生高学年程度の知能でしかない。
その代わり肉体は幼体といえど確かに強大であり、ただそこに在るだけですべてを圧壊する脅威となりうる。
しかし攻撃をする際は機関や触肢を生成しなければならず、そのために時間を要するという欠点がある。
パラメーターP：130
種族特記：[技能追加：≪変化≫｜初期値：25％]
自身の体組織を操作して、任意の形状へと変化することができる。
また、奉仕種族として使うために自己判断を行う程度の知能があるが、
それでも人間でいえば小学生高学年程度の知能でしかない。
その代わり肉体は幼体といえど確かに強大であり、ただそこに在るだけですべてを圧壊する脅威となりうる。
しかし攻撃をする際は機関や触肢を生成しなければならず、そのために時間を要するという欠点がある。
パラメーターP：130
種族特記：[技能追加：≪変化≫｜初期値：25％]
| パラメーター | 最低値 | 最大値 |
| STR | 7 | 27 |
| CON | 3 | 18 |
| SIZ | 4 | 24 |
| DEX | 3 | 18 |
| AGI | 1 | 6 |
| EDU | 1 | 6 |
| INT | 5 | 15 |
| POW | 3 | 18 |
勢力と種族が決定したならば、その種族ごとに定められたパラメーターポイントを各パラメーターに割り振る。
パラメーターは以下のとおりである。
この卓では、上記の通り<DEX>を<DEX(器用)>と<AGI(敏捷)>に分けている。
その代わりAPP(魅了)はポイント分配で決定されるパラメーターから除外し、任意にE(醜悪)〜A(優美)の間で設定できるフレーバーステータスとして設定されている。
各パラメーターに割り振ることのできる最低値と最大値は種族によって異なるため、「2-1-1.勢力、種族決定」を参照してほしい。
パラメーターは以下のとおりである。
| 名称 | 説明 |
|---|---|
| STR | 筋力。どれだけ力があるかを示す |
| CON | 耐久。どれだけ体が強いかを示す |
| SIZ | 体格。どれだけ体が大きいかを示す |
| AGI | 敏捷。どれだけ早く動けるかを示す |
| DEX | 器用。どれだけ細かい仕事が得意かを示す |
| INT | 知力。どれだけ頭がいいかを示す |
| POW | 精神。どれだけ心が強いを示す |
| EDU | 教養。どれだけ知識や教養があるかを示す |
この卓では、上記の通り<DEX>を<DEX(器用)>と<AGI(敏捷)>に分けている。
その代わりAPP(魅了)はポイント分配で決定されるパラメーターから除外し、任意にE(醜悪)〜A(優美)の間で設定できるフレーバーステータスとして設定されている。
各パラメーターに割り振ることのできる最低値と最大値は種族によって異なるため、「2-1-1.勢力、種族決定」を参照してほしい。
パラメーターポイントを割り振ったらそこで終わりではない。
進化能力を得たものは魂レベルで地力が強化され、上位存在へとシフトする。
それをわかりやすく端的に示したのが「進化点」であり、1点につきパラメーターポイント5点分に相当する。
作成時、PCには合計12点の進化点が与えられる。この進化点をSTR、CON、AGIの3つに割り振る。このとき、最低2点はすべてのステータスに割り振られている必要がある。
次に進化点はパラメーター5点分に相当するので、各ステータスに(割り振った進化点)*5だけ該当パラメーターを上昇させる。
そして、最後にPOWを20上昇させる。進化点の処理は終了となる。
進化能力を得たものは魂レベルで地力が強化され、上位存在へとシフトする。
それをわかりやすく端的に示したのが「進化点」であり、1点につきパラメーターポイント5点分に相当する。
作成時、PCには合計12点の進化点が与えられる。この進化点をSTR、CON、AGIの3つに割り振る。このとき、最低2点はすべてのステータスに割り振られている必要がある。
次に進化点はパラメーター5点分に相当するので、各ステータスに(割り振った進化点)*5だけ該当パラメーターを上昇させる。
そして、最後にPOWを20上昇させる。進化点の処理は終了となる。
例
STR：16
CON：05
AGI：14
POW：13
↓ ↓ ↓ ↓
進化点：12
STR：6
CON：2
AGI：4
↓ ↓ ↓ ↓
STRを5×6＝30上昇
CONを5×2＝10上昇
AGIを5×4＝20上昇
↓ ↓ ↓ ↓
16+30 → STR：46
05+10 → CON：15
14+20 → AGI：34
↓ ↓ ↓ ↓
POWを20上昇
13+20 → POW：33
↓ ↓ ↓ ↓
STR：46(16+30)
CON：15(05+10)
AGI：34(14+20)
POW：33(13+20)
CON：05
AGI：14
POW：13
↓ ↓ ↓ ↓
進化点：12
STR：6
CON：2
AGI：4
↓ ↓ ↓ ↓
STRを5×6＝30上昇
CONを5×2＝10上昇
AGIを5×4＝20上昇
↓ ↓ ↓ ↓
16+30 → STR：46
05+10 → CON：15
14+20 → AGI：34
↓ ↓ ↓ ↓
POWを20上昇
13+20 → POW：33
↓ ↓ ↓ ↓
STR：46(16+30)
CON：15(05+10)
AGI：34(14+20)
POW：33(13+20)
パラメーターが決定したので、ステータスの算出を行う。
ステータスとその計算方法、説明は以下の通りとなっている。
ステータスとその計算方法、説明は以下の通りとなっている。
| ステータス名 | 計算方法 | 説明 |
|---|---|---|
| HP | CON+SIZ | 体力。0になると死亡する |
| MP | POW×2 | 魔力。魔術や能力の使用などで消費する |
| 幸運力 | 初期POW×5 | どれだけ運を手繰り寄せられるか |
| 発想力 | INT×5 | ｱ-ﾃﾞｨｱﾛ-ﾙｵﾈｼｬ-ｽ。発想の柔軟性 |
| 知識力 | EDU×5 | どれだけ知識や常識を蓄えているか |
| 反応力 | AGI×2 | 回避と守護の判定に使用。技能点による上昇はできない |
| 防御力 | CON/4 | 防御使用時に減少するダメージ量。装甲とは異なる |
| 行動値 | (AGI+INT)/10 | 行動順決定の値と行動カウンタ。 この数値が多い順に行動でき、戦闘中に特定の行動を行うことで消費される。 消費される度に次の行動の順番は後ろに下がる |
| 能力精度 | 初期POW+(INT+DEX)/2 | 能力をどれだけ精密に操れるか。 高ければしっかり操ることができ、低いと能力に振り回される。 ≪進化≫技能の初期値の算出に用いる |
| 通常DB | (STR+SIZ)/10-2)D6 | ダメージボーナス。格闘及び白兵攻撃のダメージ補正 |
| 突進DB | (AGI+SIZ)/10-2)D6 | 追加行動「突進」を宣言した際に適用されるDB |
この卓では技能を職業や勢力に縛られることなく自由に取得できる。
技能点は以下の中からどれか一つを任意で選択して算出する。
技能を取得する際、技能値は例外を除き80を上限とする。
また、この卓ではいくつか技能が追加、統合、変更、削除されている。
それらの変更を以下に示す。
技能点は以下の中からどれか一つを任意で選択して算出する。
技能を取得する際、技能値は例外を除き80を上限とする。
技能点算出方法
- EDU*20+INT*10
- EDU*10+初期STR*10+INT*10
- EDU*10+初期CON*10+INT*10
- EDU*10+初期AGI*10+INT*10
- EDU*10+DEX*10+INT*10
また、この卓ではいくつか技能が追加、統合、変更、削除されている。
それらの変更を以下に示す。
追加された技能
≪進化能力≫：<能力精度>％
進化能力をどれだけうまく扱えるかを示す技能。素の制度に自身の技量、力量が合わさったものとして扱われる。
この技能に限り、技能値は50を上限とする。
≪嗅取≫：25％
匂いを感知する技能。些細な臭いの違いや微かな残り香を感知できる。
≪触感≫：25％
指先などの触覚の精度。触れたものの違和感などに気付けるかどうかに使われる。
≪パルクール≫：1％
壁や障害物などを利用し、立ち止まることなく移動し続けるフランス発祥の特殊な身体技術。
身体的な能力だけでなく、移動時の感覚的な距離測定能力、危険性判断能力、状況適応能力などが求められる。
移動時の様々なデメリット、障害物を無視することができる。
ただし、どこまで突破可能かは身体能力に依存する。
基本的には≪跳躍≫や≪登攀≫との組み合わせで使用。
≪機械工学≫：1％
機械工学にかかわる知識をどれだけ保有しているか。
機械の構造理解、製図の作成など、学術的側面が強い。
≪機械修理≫や≪製作：機械類≫と組み合わせるのが基本となる。
進化能力をどれだけうまく扱えるかを示す技能。素の制度に自身の技量、力量が合わさったものとして扱われる。
この技能に限り、技能値は50を上限とする。
≪嗅取≫：25％
匂いを感知する技能。些細な臭いの違いや微かな残り香を感知できる。
≪触感≫：25％
指先などの触覚の精度。触れたものの違和感などに気付けるかどうかに使われる。
≪パルクール≫：1％
壁や障害物などを利用し、立ち止まることなく移動し続けるフランス発祥の特殊な身体技術。
身体的な能力だけでなく、移動時の感覚的な距離測定能力、危険性判断能力、状況適応能力などが求められる。
移動時の様々なデメリット、障害物を無視することができる。
ただし、どこまで突破可能かは身体能力に依存する。
基本的には≪跳躍≫や≪登攀≫との組み合わせで使用。
≪機械工学≫：1％
機械工学にかかわる知識をどれだけ保有しているか。
機械の構造理解、製図の作成など、学術的側面が強い。
≪機械修理≫や≪製作：機械類≫と組み合わせるのが基本となる。
統合された技能
≪格闘≫：30％
拳、キック、頭突きの複合。ただし、この中に組み付きは含まれない。
≪白兵≫：20％
剣や槍などの武器による近距離攻撃技能の複合。
≪射撃≫：15％
弓、クロスボウなど、銃器を除く全ての射撃武器の複合。
≪銃器≫：10％
一部を除く全銃器技能の複合。
0.5インチ超の口径を持つ火器はすべて例外とする。
また、18世紀以前の銃(いわゆるフリントロックや火縄銃などの類)も対象外。
拳、キック、頭突きの複合。ただし、この中に組み付きは含まれない。
≪白兵≫：20％
剣や槍などの武器による近距離攻撃技能の複合。
≪射撃≫：15％
弓、クロスボウなど、銃器を除く全ての射撃武器の複合。
≪銃器≫：10％
一部を除く全銃器技能の複合。
0.5インチ超の口径を持つ火器はすべて例外とする。
また、18世紀以前の銃(いわゆるフリントロックや火縄銃などの類)も対象外。
変更された技能
≪反応力≫
初期値であるAGIが進化によって途方もなく上昇するため、割り振りは不可とする。
≪芸術≫≪製作≫
この技能による無双状態を避けるため、この技能の取得はKPへの申請を必要とするものとする。
初期値であるAGIが進化によって途方もなく上昇するため、割り振りは不可とする。
≪芸術≫≪製作≫
この技能による無双状態を避けるため、この技能の取得はKPへの申請を必要とするものとする。
削除された技能
≪マーシャルアーツ≫≪武道≫
削除理由：人外PCが存在する、相手が人間を超えた存在であるなど
削除理由：人外PCが存在する、相手が人間を超えた存在であるなど
PCは最後に所持品を選択する必要がある。
詳細なデータは3.データの項に記載されているのでそちらを参照してほしい。
作成時、デフォルト装備として以下のものを保有している。
種族によってこのデフォルト装備は異なる。
なお、これらの装備はすべて格闘武器に含まれる。
初期状態で所持することのできる武器屋支給されるアイテムは各勢力によって変化する。
以下に各勢力の取得できる武器、アイテムを示す。
詳細なデータは3.データの項に記載されているのでそちらを参照してほしい。
作成時、デフォルト装備として以下のものを保有している。
種族によってこのデフォルト装備は異なる。
なお、これらの装備はすべて格闘武器に含まれる。
デフォルト装備
・拳撃：人間、蛇人間、深きもの、ショゴス(要変化)
・蹴脚：人間、食屍鬼、蛇人間、深きもの、蛇人間、ショゴス(要変化)
・襲爪：食屍鬼、深きもの、ミ＝ゴ、ショゴス(要変化)
・尾槌：蛇人間、ショゴス(要変化)
・蹴脚：人間、食屍鬼、蛇人間、深きもの、蛇人間、ショゴス(要変化)
・襲爪：食屍鬼、深きもの、ミ＝ゴ、ショゴス(要変化)
・尾槌：蛇人間、ショゴス(要変化)
初期状態で所持することのできる武器屋支給されるアイテムは各勢力によって変化する。
以下に各勢力の取得できる武器、アイテムを示す。
御簾門警察
武器としてS&W M360J SAKURA(銃器≫拳銃)を自動取得。
アイテムは以下のものを保有する。
アイテムは以下のものを保有する。
- 警察手帳
- 手錠×1
- スマートフォン/携帯
ヘクセンネスト
一般人枠で開始する場合、装備できる武器はなし。
アイテムはスマートフォン/携帯のみとなる。
能力者枠で開始する場合、初期武器として以下の中から経験点20点分選択。
なお、余った点数はそのまま消滅する。
また、アイテムとして以下のものを保有する。
アイテムはスマートフォン/携帯のみとなる。
能力者枠で開始する場合、初期武器として以下の中から経験点20点分選択。
なお、余った点数はそのまま消滅する。
- 無銘･手甲(格闘≫手甲):10点
- 無銘･脚甲(格闘≫脚甲):10点
- 無銘･短刀(白兵≫短刀):12点
- 無銘･長剣(白兵≫長剣):14点
- 無銘･太刀(白兵≫太刀):14点
- 無銘･素槍(白兵≫槍):16点
- 無銘･大鎌(白兵≫鎌):16点
- 無銘･大槌(白兵≫槌):18点
また、アイテムとして以下のものを保有する。
- スマートフォン/携帯
- 魔導術式･武装招来
魏石鬼八面軍
以下の武器から経験点15点分選択。
アイテムは以下のどちらかを選択できる。
- ナックルダスター(格闘≫拳鍔):5点
- バタフライナイフ(白兵≫短刀):7点
- スリングショット(射撃≫擲弓):8点
- 鉄パイプ(白兵≫棒):10点
アイテムは以下のどちらかを選択できる。
- HONDA CB400SF
- 煙玉×1＆爆竹×1
R∴A∴D
種族によって獲得できる武器が異なる。
アイテムは共通で普遍の衣を自動取得。
加えて種族によっては以下のアイテムを取得
- 食屍鬼：蛇蝎(白兵≫歪剣)
- 深きもの：ハンティングスピア(白兵≫銛)
- 蛇人間：バンブーボウ(射撃≫弓)
アイテムは共通で普遍の衣を自動取得。
加えて種族によっては以下のアイテムを取得
- 深きもの：狩猟用微細網×1
- 蛇人間：蛇人間用活性薬×1
- ミ＝ゴ：専用外科器具
この卓の肝である「アセンション能力」の作成は、KPとの相談で決定する自由作成型を採用している。
ここではその詳細な作成方法について記述していく。
ここではその詳細な作成方法について記述していく。
能力に名前は必要不可欠である。基本的には「名前:日本語」「読み:カタカナ」となる。
が、名前を決めるのは一番最後であることが多い。
なぜなら、能力の名称はその効果を端的に回りくどく表したものとなるからである。
名前を決める前に、まず天命を決めなければならない。
天命とは要するに「そのキャラがたどる運命を指示した一文」で、
アセンション能力とはつまるところその天命を具現化させたものである。
これなくして能力はなく、能力なくしてこれはない。
なお、先に効果を決めてからこっちを決めるのも構わない。
効果と天命が直結していることがもっとも重要なのである。
天命が決まったら、次は詠唱を考える。
詠唱とは能力起動時に必ず唱える長文であり、これもまた天命を指示したものである。
こちらもまた順番を入れ替えて先に詠唱を考えてもいいが、天命を先に考え手から詠唱に手を付けることを推奨する。
なお、詠唱の冒頭には「回路結線(Nyquolim-etyal) 天命具現(Cthyea-Maqrca)」、
詠唱の締めには「進化到来(Ascension) (能力名)」を入れること。
ちなみに、初めの文章は「ニュクォリム・エティヤル クティヤ・マクリカ」と読む。
が、名前を決めるのは一番最後であることが多い。
なぜなら、能力の名称はその効果を端的に回りくどく表したものとなるからである。
名前を決める前に、まず天命を決めなければならない。
天命とは要するに「そのキャラがたどる運命を指示した一文」で、
アセンション能力とはつまるところその天命を具現化させたものである。
これなくして能力はなく、能力なくしてこれはない。
なお、先に効果を決めてからこっちを決めるのも構わない。
効果と天命が直結していることがもっとも重要なのである。
天命が決まったら、次は詠唱を考える。
詠唱とは能力起動時に必ず唱える長文であり、これもまた天命を指示したものである。
こちらもまた順番を入れ替えて先に詠唱を考えてもいいが、天命を先に考え手から詠唱に手を付けることを推奨する。
なお、詠唱の冒頭には「回路結線(Nyquolim-etyal)
詠唱の締めには「進化到来(Ascension)
ちなみに、初めの文章は「ニュクォリム・エティヤル
例
名称：血戦魔槍・穿つ紅
ヨミ：クリムゾンランス・ブラッディピアサー
天命：「血を零しながら進み続ける」
詠唱
「回路結線(Nyquolim-etyal) 天命具現(Cthyea-Maqrca)」
「私はある日、血を零した」
「駆け抜け進む最中にて、傷が開いて痛みを覚えた」
「ああ、苦しい。辛い。こんな痛み耐えられない」
「それほどまでの激痛を、抱えてそれでも私は進む」
「道途に残るは血の轍。躰は紅く染まりつくした」
「それでも私は止まらない。目の前に踏破すべき壁があるから」
「この無数の傷は、止めど無く流れゆく血は、壁を砕いて先へと進んだその証左」
「私は進む、只管進む。この身朽ちて地に還る、その瞬間来るまで」
「永劫ただ只管に、私は進み続ける」
「進化到来(Ascension) 血戦魔槍・穿つ紅(CrimsonLance BloodyPiercer)」
ヨミ：クリムゾンランス・ブラッディピアサー
天命：「血を零しながら進み続ける」
詠唱
「回路結線(Nyquolim-etyal)
「私はある日、血を零した」
「駆け抜け進む最中にて、傷が開いて痛みを覚えた」
「ああ、苦しい。辛い。こんな痛み耐えられない」
「それほどまでの激痛を、抱えてそれでも私は進む」
「道途に残るは血の轍。躰は紅く染まりつくした」
「それでも私は止まらない。目の前に踏破すべき壁があるから」
「この無数の傷は、止めど無く流れゆく血は、壁を砕いて先へと進んだその証左」
「私は進む、只管進む。この身朽ちて地に還る、その瞬間来るまで」
「永劫ただ只管に、私は進み続ける」
「進化到来(Ascension)
能力はその性質によって大まかに4つに分類される。
各系統によって性質が異なり、複数の系統の性質を示す能力もあるが、
必ずこの4つのどれかに分類され、例外は発生しない。
能力の効果を決定する前に、その能力がどの系統に位置するかを決定する必要がある。
その気になれば様々な使い方ができるうえ、消費魔力は総じて低く設定されている。
この系統は4つの中で一番弱いとされているが、
使い方次第ではほかの系統すら凌駕するポテンシャルを発揮できる。
最初こそ相応に弱いものの、進化を使い込むことで発生する「位階上昇」によって、より強く洗練されていく。
流刑に至ればその性能は創造系統や流出系統にも比肩しうる。
また、位階が上昇するとその形状が大きく変化するという特性も有しており、王道にして変わり種といえるだろう。
一説では「勇者の才覚」を持つものがこの系統に至るとも言われている。
単独戦闘や単独行動において最も高いポテンシャルを発揮する。
単独で完成する系統であり、他者の干渉を受けにくいという特性を有する。
この系統に至るものは、得てして「達人」「求道者」などと呼ばれていることが多く、
そういった資質を持つものがこの系統に至ると考えられている。
創造系統とは真逆で、多人数を率いた戦闘において最も高いポテンシャルを発揮する。
「王の資質を示す系統」であり、この領域内にいるものはすべてこの能力の影響を受ける。
ただし、能力によっては味方に悪影響しか及ぼさないこともあるため、扱いには注意が必要となる。
仮にこの系統の能力同士が衝突した場合、位階が同じならば「領域の奪い合い」が発生するのも特徴。
各系統によって性質が異なり、複数の系統の性質を示す能力もあるが、
必ずこの4つのどれかに分類され、例外は発生しない。
能力の効果を決定する前に、その能力がどの系統に位置するかを決定する必要がある。
- 活動系統
その気になれば様々な使い方ができるうえ、消費魔力は総じて低く設定されている。
この系統は4つの中で一番弱いとされているが、
使い方次第ではほかの系統すら凌駕するポテンシャルを発揮できる。
- 形成系統
最初こそ相応に弱いものの、進化を使い込むことで発生する「位階上昇」によって、より強く洗練されていく。
流刑に至ればその性能は創造系統や流出系統にも比肩しうる。
また、位階が上昇するとその形状が大きく変化するという特性も有しており、王道にして変わり種といえるだろう。
一説では「勇者の才覚」を持つものがこの系統に至るとも言われている。
- 創造系統
単独戦闘や単独行動において最も高いポテンシャルを発揮する。
単独で完成する系統であり、他者の干渉を受けにくいという特性を有する。
この系統に至るものは、得てして「達人」「求道者」などと呼ばれていることが多く、
そういった資質を持つものがこの系統に至ると考えられている。
- 流出系統
創造系統とは真逆で、多人数を率いた戦闘において最も高いポテンシャルを発揮する。
「王の資質を示す系統」であり、この領域内にいるものはすべてこの能力の影響を受ける。
ただし、能力によっては味方に悪影響しか及ぼさないこともあるため、扱いには注意が必要となる。
仮にこの系統の能力同士が衝突した場合、位階が同じならば「領域の奪い合い」が発生するのも特徴。
天命と系統が決まったら、最後はその能力がどういうものかという内容を決定する。
まずは能力説明。これはデータ的なものではなく、もっと文章的なものである。
この説明文を書いたら、KPにそれを提出する。
そしてKPと相談をしてそのデータ的効果を決定する。
能力の効果の読み方は以下の通りになっている。
まずは能力説明。これはデータ的なものではなく、もっと文章的なものである。
この説明文を書いたら、KPにそれを提出する。
そしてKPと相談をしてそのデータ的効果を決定する。
能力の効果の読み方は以下の通りになっている。
効果欄
[消費MP:(消費MP量)｜(MP消費発生タイミング)][射程:(射程)][範囲:(範囲)][発動T:(発動タイミング)]
[(属性)]
(効果)
下段に書いているものはすべて属性となる。
能力によって内容は千差万別となる。
[(属性)]
(効果)
- 消費MP量
- MP消費発生タイミング
- 射程
- 範囲
- 発動タイミング
- 属性
下段に書いているものはすべて属性となる。
- 効果
能力によって内容は千差万別となる。
ここでは探索周りのシステムについて説明する。
この卓では、調査できる内容や必要な技能があらかじめ提示され、プレイヤーはその項目を選択、その後判定する形になる。
また、卓内時間6時間を「1ラウンド」と定義する。4回で一周となるが、そのうち1回は睡眠時間に充てなければならない。
もし睡眠時間を取らなかったり、取っても少なかったりした場合、[技能値補正≪全技能≫:-30*不足ラウンド]が発生する。
そして、このラウンド数が3回を超えた場合、PCは5ラウンドの間睡眠に入り、一切の行動ができなくなる。
また、卓内時間6時間を「1ラウンド」と定義する。4回で一周となるが、そのうち1回は睡眠時間に充てなければならない。
もし睡眠時間を取らなかったり、取っても少なかったりした場合、[技能値補正≪全技能≫:-30*不足ラウンド]が発生する。
そして、このラウンド数が3回を超えた場合、PCは5ラウンドの間睡眠に入り、一切の行動ができなくなる。
この卓の探索は2つのフェイズで分けられる。
一つは「調査フェイズ」。
探索の前半、自宅や図書館などで情報を集めるフェイズである。
このフェイズで得られる情報は、事件や依頼などの全体像を把握するために必要となる。
最初はここから始まる。マップ上では本拠地から動かない状態になる。
もう一つは「探索フェイズ」。
探索の後半、敵の本拠地や犯人、被害者などといった場所に直接趣情報を入手するフェイズである。
ここで得られる情報は確信に至るために必要となる。重要性の比率はこちらのほうが大きい。
行き先をマップ上から指定し、移動することでこのフェイズに移行する。
調査フェイズで全体像を洗い出し、探索フェイズで詳細をつかむ。
これがこの卓における基本的な探索の流れとなるだろう。
一つは「調査フェイズ」。
探索の前半、自宅や図書館などで情報を集めるフェイズである。
このフェイズで得られる情報は、事件や依頼などの全体像を把握するために必要となる。
最初はここから始まる。マップ上では本拠地から動かない状態になる。
もう一つは「探索フェイズ」。
探索の後半、敵の本拠地や犯人、被害者などといった場所に直接趣情報を入手するフェイズである。
ここで得られる情報は確信に至るために必要となる。重要性の比率はこちらのほうが大きい。
行き先をマップ上から指定し、移動することでこのフェイズに移行する。
調査フェイズで全体像を洗い出し、探索フェイズで詳細をつかむ。
これがこの卓における基本的な探索の流れとなるだろう。
例1：調査パート
・流行りの噂話 - コンピュータ、信用、図書館
・学生行方不明事件 - コンピュータ、図書館
・「あの日見たもの」 - イベント：目撃者
・学生行方不明事件 - コンピュータ、図書館
・「あの日見たもの」 - イベント：目撃者
例2：捜査パート、殺人事件現場
・遺体 - 医学、生物学
・痕跡 - 追跡、目星
・消火器 - 目星
・痕跡 - 追跡、目星
・消火器 - 目星
探索の最中、あるいは探索を終えたセッションの終盤で、PCの前には敵が立ちはだかるだろう。
ここでは、そこで発生する戦闘に関するルールを記載する。
ここでは、そこで発生する戦闘に関するルールを記載する。
この卓での戦闘は、縦3層×横20マスの直線フィールド上でコマを配置して動かす、いわゆる高度付き距離型を採用している。
フィールド上を行き来する類の戦闘システムでは、どこまで移動できるかを示す数値が設けられ制限がかけられるのが常であるが、
この卓ではその移動量の制限を取り払い、同じ層で敵の目の前までであればどこでも移動できるようになっている。
フィールドは3つの層で構成されている。
上から順に「上空層」「滞空層」「地上層」という名称があり、それぞれ以下の性質を持つ。
また、この卓ではそのシステムの関係で、技能値が100を超えることがままある。
その時判定に使用する値として、この卓では「達成値」というものを設けている。
これは「(出目)/(技能値)×100」で算出される数値で、低ければ低いほど良く、高ければ高いほど悪い数値となっている。
判定を行って能動側と受動側でこの数値を算出、比較し、より低い達成値を出した側が勝利となる。
フィールド上を行き来する類の戦闘システムでは、どこまで移動できるかを示す数値が設けられ制限がかけられるのが常であるが、
この卓ではその移動量の制限を取り払い、同じ層で敵の目の前までであればどこでも移動できるようになっている。
フィールドは3つの層で構成されている。
上から順に「上空層」「滞空層」「地上層」という名称があり、それぞれ以下の性質を持つ。
フィールド3層
・上空層
地上から高い位置にある層。空を飛べない限りこの層には入れない。
[飛行]属性か[上昇可]属性がある能力、装備を持っている場合に入ることができる。
・滞空層
地上の少し高いところにある層。ジャンプすれば届く高さにある。
能動付加行動『跳躍』使用時、あるいは[飛行]属性か[上昇可]の属性がある能力、装備を持っている場合にこの層に入ることができる。
・地上層
地面の上。足をつけて移動できる層。戦闘開始時は全員ここになる。
地上から高い位置にある層。空を飛べない限りこの層には入れない。
[飛行]属性か[上昇可]属性がある能力、装備を持っている場合に入ることができる。
・滞空層
地上の少し高いところにある層。ジャンプすれば届く高さにある。
能動付加行動『跳躍』使用時、あるいは[飛行]属性か[上昇可]の属性がある能力、装備を持っている場合にこの層に入ることができる。
・地上層
地面の上。足をつけて移動できる層。戦闘開始時は全員ここになる。
また、この卓ではそのシステムの関係で、技能値が100を超えることがままある。
その時判定に使用する値として、この卓では「達成値」というものを設けている。
これは「(出目)/(技能値)×100」で算出される数値で、低ければ低いほど良く、高ければ高いほど悪い数値となっている。
判定を行って能動側と受動側でこの数値を算出、比較し、より低い達成値を出した側が勝利となる。
この卓における戦闘システムの最大の特徴は、行動コマンドという概念の存在であるといえるだろう
行動コマンドとは要するに、「戦闘中に取れる行動が全て予め明示されている」というものである。
また、この卓における行動順と、1ターンに行うことのできる行動の回数はすべて「行動値」という値でまとめて管理されている。
この行動値は必ず1回行動するたびに消費され、そのたびにターン内での次の坑道タイミングもまた後ろへ下がっていく。
が、中には行動値を消費しない行動もあるだろう。また、マップ上で行える特殊な行動などもある。
戦闘中に行える行動には、2つの分け方がある。
一つは「能動行動」と「受動行動」。
自身の手番で行えるか、相手の手番で行えるかという分け方。
そしてもう一つは、「基本行動」と「付加行動」。
行動値を消費する行動には「重複して行うことのできない行動」と、
「何かの行動に加えることで何らかの効果を得ることができる行動」の二つがあり、こちらはこれに従った分け方。
この二つの分け方を合わせることで、行動の数は全部で4種に分類できる。
すなわち、「能動基本行動」「能動付加行動」「受動基本行動」「受動付加行動」である。
これら4種の行動コマンドを以下に示す。
また、これらに分類することのできない行動として「特殊行動」というものも存在する。
行動コマンドとは要するに、「戦闘中に取れる行動が全て予め明示されている」というものである。
また、この卓における行動順と、1ターンに行うことのできる行動の回数はすべて「行動値」という値でまとめて管理されている。
この行動値は必ず1回行動するたびに消費され、そのたびにターン内での次の坑道タイミングもまた後ろへ下がっていく。
が、中には行動値を消費しない行動もあるだろう。また、マップ上で行える特殊な行動などもある。
戦闘中に行える行動には、2つの分け方がある。
一つは「能動行動」と「受動行動」。
自身の手番で行えるか、相手の手番で行えるかという分け方。
そしてもう一つは、「基本行動」と「付加行動」。
行動値を消費する行動には「重複して行うことのできない行動」と、
「何かの行動に加えることで何らかの効果を得ることができる行動」の二つがあり、こちらはこれに従った分け方。
この二つの分け方を合わせることで、行動の数は全部で4種に分類できる。
すなわち、「能動基本行動」「能動付加行動」「受動基本行動」「受動付加行動」である。
これら4種の行動コマンドを以下に示す。
能動行動
能動基本行動
自分のターンで行えるメインの行動。特に記載がなければ行動値を1消費する。
| 行動名 | 行動説明 |
|---|---|
| 攻撃 | 攻撃技能などを使用し、判定に成功すると選択した対象へダメージを与える。 このとき、相手の選択した受動行動の判定によってはダメージを与えられないこともある。 |
| 移動 | フィールドを移動値の範囲で移動する。ただし、1人につき1ターン1度のみ。 移動範囲に敵がいる場合、能動オプション「通過」を使用しない限り通過することはできない。 味方は通り抜けることができる。 |
| 再装填 | [装弾数]がある武器を装備している際に使用可能。 武器の弾数を最大まで補充する。 |
| 技能行使 | 攻撃、回避、防御以外の技能を使う。 |
| アイテム使用 | 所持しているアイテムを使用する。 ただし、1人につき1ターンに1度しか行えない。 |
| 待機 | 行動を最後に回す 仮に複数人が待機を宣言した場合、先制値順に行動を行う。 |
| 感知 | 感知判定に成功することで敵のステータスを調べられる。 ただし、敵の能力や所持品は調べることができない。 |
| 行動放棄 | そのターンは何もせず、受動を含む全行動を放棄する。 ただし、能動行動、及び特殊行動選択後の使用は可能。 |
能動付加行動
能動行動に付加できる追加効果。特に記載がない限り、行動値の追加消費は発生しない。
| 行動名 | 付加対象行動 | 行動値減少 | 行動説明 |
|---|---|---|---|
| 突進 | 攻撃or移動 | ±0 | 攻撃と移動を同時に行う。〈行動値〉の消費が1になり、〈突進DB〉+3だけ移動できる。 また、攻撃命中時は突進DBでダメージを算出できる。 なお、【突進】使用時の移動可能範囲は10を超えない。 このコマンドは【移動】【フェイント】【エイミング】とは併用できない。 |
| フェイント | 攻撃 | ＋1 | 攻撃時、行動値を追加で消費することで相手の受動行動の達成値に+(追加消費行動値)×10の補正をかける。 仮に敵の達成値が100を超えた場合、敵の受動行動は失敗となる。 このオプションは「突進」「エイミング」とは併用できない。 |
| エイミング | 攻撃 | ＋1 | 敵の部位を狙う。自身の攻撃の達成値に+20の補正がかかり、行動順が最後になる代わりに、頭、腕、脚、武器を狙って攻撃できる。 達成値が100を超えた場合、攻撃は失敗となりダメージは発生しない。 このコマンドは「突進」「フェイント」とは併用できない。 |
| ホールド | 攻撃 | ＋1 | ≪組み付き≫、あるいは[拘束]属性を持つ攻撃が成功した時、敵の行動を封じ込めることができる。 このとき、ホールドされた対象は自身の行動時にSTRで対抗しなければ行動できない。 |
| ノックアウト | 攻撃 | ±0 | [ノックアウト]属性の攻撃に成功した時、能動側の攻撃技能と受動側の(CON+POW)/2の値で達成値対抗を行う。 能動側が勝利すれば相手を1d3ターン行動不能にできる。復活するにはターン経過か味方からの物理的な干渉が必要となる。 |
| 手加減 | 攻撃 | ±0 | 攻撃成功時、自身の攻撃によるダメージを半減できる。また、ダメージが必ず1残る。 |
| 追撃 | 攻撃 | ＋1 | 任意の対象に攻撃が命中した時、行動値を追加消費することで、敵の受動コマンドによる判定の達成値に+10の補正をかけて追加攻撃できる。 これは能動側の行動値が同じで、かつ自身の射程内に対象がいるならば、異なる人物でも行動順を無視して宣言できる。 ただし1ターンに1度のみとし、追撃および受動コマンド「カウンター」の後に追撃はできない。 |
| 跳越 | 移動 | ＋1 | 自身が[地上層]にいるときに使用可能。跳躍で判定し、成功すると(AGI/10)マスだけ[滞空層]を移動することができる。 ただし、これを使用した位置からは先に進めない。また、AGIが30以下の時は使用できない。 |
| 上昇/下降 | 移動 | ＋1 | [飛行]属性か[上昇可]属性を持つ能力、装備を保有している際に使用可能。行動値を消費して一つ上、あるいは下の層に移動することができる。 |
| 魔力付与 | 攻撃 | ±0 | 物理属性の攻撃に任意のMPを消費して魔力を纏わせる。[威力上昇:(付与MP)]と[攻撃種別変更:魔術攻撃]が発生。 ただし、付与できる魔力はその武器の最大威力/2まで。魔術装甲及び絶対装甲は貫通できない。 仮に消費魔力量より威力が低かった場合、超過した分の魔力は戻らない。 |
| 能力付与 | 攻撃 | ±0 | [エンチャント]属性のある能力限定。能力の効果を物理属性の攻撃に付与できる。 効果は能力によって異なる。消費魔力は通常消費量×1.5に増加する。 |
受動行動
受動基本行動
攻撃を受けた際に行える行動。行動値を1消費する。
| 行動名 | 行動説明 |
|---|---|
| 回避 | ≪反応力≫判定を行い、成功することで敵の攻撃範囲外まで移動しすることでよけることができる。 ただし[技能値補正≪反応力≫:-10*(離脱距離)]付与。離脱距離とは、自身の位置から敵の攻撃範囲の端までの距離である。 なお、[絶対命中]の効果を持つ攻撃の場合このコマンドは使用できない。 |
| 防御 | 宣言することで、判定無しで敵からのダメージを<防御力>だけ減少させる。 [防御貫通]効果を持つ攻撃の場合、このコマンドは使用できない。 |
| 相殺 | 敵の攻撃に自身の攻撃をぶつけて威力を減らす。攻撃判定を行い、成功したらダメージを算出する。 その後「(能動側ダメージ)-(受動側ダメージ)」で計算し、算出された値がダメージとなる。 この時、算出された値がマイナスの値であれば、逆に数値だけ能動側にダメージを与えることができる。 |
| 守護 | ≪反応力≫判定に成功することで味方のダメージを肩代わりできる。ただし、受動オプションは使用できない。 また、[技能値補正≪反応力≫:-10*(対象距離)]付与。対象距離とは、自身の位置から味方の位置までの距離である。 なお、[絶対命中]の効果を持つ攻撃の場合このコマンドは使用できない。 |
| 受動放棄 | 敵の攻撃をあえてそのまま受ける。 敵の攻撃は確定成功になるが、スペシャル以上にはならなくなる。 この時、行動値は消費されない。 |
受動付加行動
受動行動に付加できる追加効果。
| 行動名 | 付加対象行動 | 行動値減少 | 行動説明 |
|---|---|---|---|
| カウンター | 回避 | ＋1 | 回避判定がスペシャル以上の時、相手に攻撃をやり返す。ただし、行動値を追加で1消費する。 また、カウンター時に全ての能動オプションを使用することはできない。 |
| 受け流し | 回避 | ±0 | [受け流し可]属性を持つ攻撃の場合、敵の攻撃と同じ技能で回避判定を行うことができる。 ただし、受動オプション「バックステップ」「めくり」「ジャンプ」は使用できない。 |
| めくり | 回避 | ＋1 | 回避成功時、上位層に移動せず攻撃した敵の背後を取る。次のターンで自身の攻撃の達成値を減らすことができる。 カウンターとの併用も可能だが、自ターンの達成値は減らない。 |
| ジャンプ | 回避 | ＋1 | ≪跳躍≫判定に成功することで回避判定の達成値が-10される。 ただし、使用後は滞空層へ移動し、次のターンまで【攻撃】【相殺】【能力行使】を除く全ての行動が行えない。 これは[上昇可]属性を持つ能力や装備を使用して回避することができる。 また、フィールドによっては≪パルクール≫判定成功時にも回避可能。 |
| プッシュガード | 防御 | ＋1 | 防御スペシャル以上の時、1マス全身して敵を後ろに押す。また、防御時に受けるダメージを減らすことができる。 |
また、これらに分類することのできない行動として「特殊行動」というものも存在する。
特殊行動
| 行動名 | 行動説明 |
|---|---|
| 能力行使 | 能力者限定。自身の保有する能力を使う。 行動種別、効果、行動値消費の有無は能力によって異なる。 |
以上の内容を踏まえて、この卓での戦闘における流れを説明する。
なお、どのフェイズでも勝利条件か敗北条件が達成された場合戦闘終了となる。
1.セットフェイズ
戦闘前に行う事前準備。
[奇襲]による戦闘開始の場合これらはスキップされ、戦闘開始直後にアサルトフェイズに移行する。
このとき、フィールド上の配置はKPによって指定される。
戦闘のメイン。行動値の高い順に行動の宣言と処理を行う。
行動値が全員0になるまで繰り返す。
全員の行動値が0になるとこのフェイズへと移行する。ターン終了時発生の各種処理を行う。
処理が終わると再びアサルトフェイズに戻る。
なお、どのフェイズでも勝利条件か敗北条件が達成された場合戦闘終了となる。
1.セットフェイズ
戦闘前に行う事前準備。
[奇襲]による戦闘開始の場合これらはスキップされ、戦闘開始直後にアサルトフェイズに移行する。
このとき、フィールド上の配置はKPによって指定される。
- フィールド上配置決定
- 進化起動詠唱RP
- 武装展開、攻撃準備
- アイテム使用
- 能力感知
戦闘のメイン。行動値の高い順に行動の宣言と処理を行う。
行動値が全員0になるまで繰り返す。
- 能動行動宣言
- 能動基本行動宣言
- 能動付加行動宣言
- 受動行動宣言
- 受動基本行動宣言
- 受動付加行動宣言
- 行動判定、処理
- 判定ロール
- ダメージロール
- 位置移動
- ステータス変動
全員の行動値が0になるとこのフェイズへと移行する。ターン終了時発生の各種処理を行う。
処理が終わると再びアサルトフェイズに戻る。
- 継続ダメージ、継続回復ロール
- 行動値リセット
敵を倒し、シナリオをクリアしたPCたちは、経験を経て成長していく。
ここでは、そういった終了後の成長について説明する。
ここでは、そういった終了後の成長について説明する。
PCはまず最下位の「笞刑位階」からスタートするが、能力を使い込んでいくことで「位階上昇」というイベントが発生する。
これによってPCはより上位の存在へと歩を進め、魂レベルでより強力になっていく。
位階は全部で以下の5段階。
位階上昇のタイミングが近づいたら、前もってKPから指示する。
位階が上昇すると、作成時同様に進化点が12点与えられ、それをSTR、CON、AGIの3つに割り振る。
位階上昇での追加割り振りも、作成時同様に最低でも1点はすべてのステータスに割り振られている必要がある。
次に進化点はパラメーター5点分に相当するので、各ステータスに(割り振った進化点)*5だけ該当パラメーターを上昇させる。
そして、最後にPOWを20上昇させる。
これによってPCはより上位の存在へと歩を進め、魂レベルでより強力になっていく。
位階は全部で以下の5段階。
| 位階 | 名称 |
|---|---|
| 第一位階 | |
| 第二位階 | |
| 第三位階 | |
| 第四位階 | |
| 第五位階 |
位階上昇のタイミングが近づいたら、前もってKPから指示する。
位階が上昇すると、作成時同様に進化点が12点与えられ、それをSTR、CON、AGIの3つに割り振る。
位階上昇での追加割り振りも、作成時同様に最低でも1点はすべてのステータスに割り振られている必要がある。
次に進化点はパラメーター5点分に相当するので、各ステータスに(割り振った進化点)*5だけ該当パラメーターを上昇させる。
そして、最後にPOWを20上昇させる。
2-5-2.経験点とショップ
セッション終了時、PCには経験点が与えられる。
この経験点は、様々な用途に使用することができるようになっている。
獲得できる経験点は以下のようになっている
この経験点は、様々な用途に使用することができるようになっている。
獲得できる経験点は以下のようになっている
経験点
基礎経験点：2〜4
卓中の内容如何にかかわらず必ず与えられる経験点。
勢力によって変動
活躍経験点：1〜3
卓中の行動次第で与えられる経験点。
PLとKPの相談で決定される。重複あり
隠し経験点：1〜3
シナリオごとに必ず1つ存在する隠し条件を達成することで与えられる経験点。
条件の難易度によって点数は変動する。
この経験点は成長に使用することができる。
また、経験点を消費して各勢力のショップで所持品を購入することもできる。
卓中の内容如何にかかわらず必ず与えられる経験点。
勢力によって変動
| 勢力 | 基礎経験点 |
|---|---|
| ヘクセンネスト | 4 |
| 異特捜 | 3 |
| R∴A∴D | 2 |
| 魏石鬼八面軍 | 2 |
活躍経験点：1〜3
卓中の行動次第で与えられる経験点。
PLとKPの相談で決定される。重複あり
| 種類 | 点数 | 条件 |
|---|---|---|
| 戦功 | 1 | 戦闘で活躍した |
| 情報 | 1 | 探索で活躍した |
| 対話 | 1 | RPで活躍した |
| 失敗 | 2 | 何も活躍できなかった |
隠し経験点：1〜3
シナリオごとに必ず1つ存在する隠し条件を達成することで与えられる経験点。
条件の難易度によって点数は変動する。
この経験点は成長に使用することができる。
成長項目
| 使途 | 必要経験点 | 説明 |
|---|---|---|
| 技能成長 | 1 | 技能点を追加で1点獲得する。 |
| パラメーター成長 | 15 | パラメーターPを1点獲得する。上限は各種族の割り振り上限まで。 |
また、経験点を消費して各勢力のショップで所持品を購入することもできる。
ショップ
異特捜
準備中…
ヘクセンネスト
準備中…
魏石鬼八面軍
準備中…
R∴A∴D
準備中…
準備中……
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